女の敵は女?ワーママに同じ頑張りを求める女性管理職に感じたこと。

女性管理職との食い違い

娘の妊娠中、会社で取締役まで登り詰めた女性管理職との対話会がありました。 1人の息子を持ち、働いてきた元祖ワーママで、笑顔が素敵で面白い人間的にとても魅力のある女性です。

まだワーママを経験していなかった私は、対話会の内容にとても感動しました。 素直になんてすごい人だろう、私も頑張ろう!と思いました。 でも、実際ワーママをしてみたら共感できない部分が出てきました。

以下対話会の大まかな内容です。


だからあなたも頑張って

育児と仕事の両立が大変なのは初めだけ。子どもが離れていくと仕事があって良かったって思う。

私も何度も泣きながら息子をお迎えに行きました。でも子どもはいつか離れていきます。頑張ってやってきて仕事があって良かったと思う。だからみなさんも頑張って。

くれない族にならないで

自分で頑張らなくなって、なんでも会社がやってくれないと言うような人(くれない族と呼んでいました)にはならないでほしい。育児をしているからということを理由に仕事をしない人にならないで。


 ワーママに頑張りを強要しないでほしい

私はワーママをし始めた頃、みんなこんな大変な思いをして働いているなんてすごい、と思いました。

でも、徐々になんでこんなに頑張らないといけないんだろう・・・と思うようになりました。

仕事も男性社員と肩を並べて頑張り、家に帰れば家事育児をして・・・毎日の生活に疲れてしまっていました。

育児と仕事の両立をしているワーママは既に頑張っています。

私も何度も夫とケンカをしたし、ふとしたときに涙がこぼれることもありました。 私はこんなに頑張らないと成り立たない生活を他人には強要できないし、娘にもやってほしくないと思いました。

女性管理職という立場だからそう言わなければならない部分もあるかもしれませんが、自分が辛かったことを相手にも要求することは一番やってはいけないことだと思います。 負の連鎖は早く断ち切らないと、次の世代が苦しむことになります。

ワーママ達が歯を食いしばらないと働けない環境は見直してほしい。 そのためには日本の多くの企業で当たり前とされている残業文化や無駄な処理、根回しなどが無くならないと難しいと思います。

私も育児が一段落したらまた社会復帰したいと思っていますが、それまでに社会の意識が少しでも変わっていることを願っています。

バリキャリかユルキャリかとかどうでもいい

くれない族にならないでというメッセージを発したのは、ワーママをしていると頑張り続けるバリキャリになるか、ゆるく働くユルキャリになるかに分類されていくからでしょう。

これは仕事という側面から見ると前者がいいのかもしれませんが、後者の方が家族は笑顔かもしれません。

育児があると仕事をセーブしなくてはならない人も出てくることは当たり前だと思います。 だからバリキャリかユルキャリかの選択を女性に迫らないでほしい。

そもそも男性だってやる気ないやつは一定数いるのに、野放しではありませんか。 少なくとも育児の間くらいそっとしておいてって思います。

当たり前かのように受け入れられていますが、みんながみんな上を目指すことが良いことなのでしょうか。

私は妊娠中の面談で、上司に管理職を目指していきたいのか、社員のままでいたいのかどっちだと聞かれました。妊娠中にそんなこと聞かれてもこの先どうなるかわからないし、正直何言ってるんだこの人って感じでした。

全員が管理職や社長になれるわけではないので、それ以外のやりがいを見つけることも大切なことだと思うし、それを当たり前に認め合う環境になっていった方がみんな働きやすいですよね。

育児を楽しむという考えの欠落

対話会で話してくれた女性管理職はすごい人でしたが、私の理想の女性像にはハマりませんでした。 それは、仕事は楽しんでいることは伝わってくるけど、育児は楽しめなかったんだなと思ってしまったからです。

欲張りかもしれないけど、どちらも楽しめる人生を送れることがベストですよね。 私は育児を楽しむために子どもが小さいうちは育児に時間を注ぐことを決めました。

私にとって働きながらの子育ては子どもと接する時間が短すぎました。

まとめとおまけの話

女性管理職の苦労は私には計り知れないし、本当にすごい人だと思います。

でも、偉くなった立場だからこそ次の世代に頑張りを強要するのではなく、これからの時代は人それぞれに働き方があってそれを認めるという話をしてくれていたら、根性無しの私もこの会社で働きたい!と思えていたかもしれません。

変化を受け入れてきたママは強い

ワーママという出産育児仕事と目まぐるしく変化する生活を経験した女性は強いです。 私も妊娠→出産→育児→仕事→退職→育児の変化を2年程で経験して、振り返ってみてもよく自分を保っていられたな〜と感心してしまいます。

この経験のおかげで物事を色々な側面や立場から考えるようになったし、他者にも寛容になり、人として成長できたと思っています。

男性達よ、頑張れ

女性をとにかく働かせて育児もさせてと頑張らせようとする社会ですが、男性にも頑張ってほしいと思います。

対話会をしてくれた女性管理職もバツイチでしたが、これだけ働く女性が増えると仕事しかしない男性は離婚を突きつけられても仕方ないと思います。 子どもができても何も変わらず働き続けている男性は胸に手を当てて考えた方がいい。

私の夫も子どもができても自由に自分のペースで生きていて何度も私の逆鱗に触れてきました。今ではだいぶ育児にも積極的になりましたが、家事スキルは相変わらず低いままです。でも、頑張ろうとしている姿を見せてくれるようになっただけでも、私の心はだいぶ楽になりました。

働くママ達は既に頑張っているので、頑張れという言葉は必要ありません。むしろその夫や仕事しかしてこなかった男性管理職に仕事よりもっと育児を頑張れと言いたいし、言ってほしいものです。

お~しまいっ!

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