お年玉をいくらあげるか論争
夫の兄弟は9歳上の兄と4歳上の姉です。 兄の方には子どもが2人いて小学生の男の子と女の子です。
毎年お年玉をあげているのですが、いくらあげるかと夫に聞かれて小学生なら3000円くらいじゃない?と答えました。
3000円あればカードゲーム買ってゲーセンも行けるし十分。と思ったのですが、義姉が一万円ずつあげるって言い出したんです。で、夫はそれに合わせたいと。
もう私的には「え?!」って感じで、なんで一万円もあげんのって夫に聞いたら、義姉はお年玉を将来のために貯金するのに数千円じゃ何の足しにもならないって言ってるらしい。
ちょっと待って。
お年玉って将来のための貯金なの?!
しかもどうせ自分に子どもができたらお互い相殺されるんだから家計の足しにはならないよね?!
って突っ込みどころ満載でした。※決して義姉と仲が悪いわけではありません
お年玉の価値
私の家ではお年玉は子どもが管理するもので、貯金するもよし、全部使うもよしでした。お小遣いとは別に使える大金が手に入ってそれを何に使うかあれこれ考えることが楽しみだったのに、夫の家では貯金が当たり前だったようで、義姉は未だにその考えがあるようです。
夫は全部貯金されることが当時不服だったらしく、自分の子どもには使わせてあげたいようです。
毎月のお小遣いも50円で足りず、親の財布からくすねたこともあるらしい…。バレて大変なことになったみたいです。
お金をあまりにも与えないとそれはそれでトラブルの原因になってしまいますよね。
義姉は同じように育ってもそうゆう思いはしなかったんだな〜と思いました。男女の差かもしれないけど、違うものです。
結局、義兄から2000円ずつというお達しが出てお年玉金額問題はその場は解決しました。
もはや3000円より少なくなってしまった。甥っ子姪っ子なんかごめん・・・
お年玉は使ってなんぼ?
この一件でお年玉一つとっても家庭で考え方が違うんだな~としみじみ思いました。でも、私はやっぱりお年玉は子どもの時に使ってこそ価値があると思っています。
3000円ってお金を稼ぐ手段のない子どもにとっては大金です。
使うことを考えるだけでもおそらく丸一日はかかってしまうんじゃないでしょうか。 でも、その3000円を貯金して大人になって受け取っても、そんな子どもの頃の高揚感はまるで得られないと思うんです。
子どもにとってお年玉はもらってすぐに自分の使いたいことに使うことが一番その価値を発揮する使い道だと思います。
貯金も大事だけどね…
貯金をしてお金の大切さを教えることももちろん大事なんですが、お金を使うからこそわかる大切さもあると思うんです。
お年玉を使う子どもはきっとお金があれば色々なものが買える、やっぱりお金ってすごい~と思うんじゃないでしょうか。
それが将来お金を稼ぐ原動力にもなってくると思います。
もちろんお年玉をたくさんもらって高額なのであれば、親が一緒に管理してあげることも大切だと思います。
個人的には、銀行に預けてしまうのではなくて、親子間の台帳に残高を書いて欲しいものがあるときにはお金を渡す、とかその程度でいいのかな〜と。
親が完全に管理してしまうのではなく、子ども自身で管理する能力をつけられるように親がサポートする体制が私の理想です。
おまけの話
甥っ子はお年玉をもらうとすぐに使ってしまうそうです。ゲームへの課金やらカードゲームやらであっという間になくなるんだそう。
何に使うの〜?と聞いてガチャと返ってきたときにはジェネレーションギャップを感じずにはいませんでした。
ガチャってもちろんまわすガチャじゃなくて、スマホゲームのガチャです。
ゲームへの課金はいかにやらずにやり通すかみたいな考えでしたが、今の時代はソフトを買う初期費用がかからない分課金に投資するんですね。
課金だと上限がない上にスマホゲームは友達とランキングを競ったりするので、子どもはどんどん課金したがりそうですよね。義兄宅では課金は月に◯回と決めているそうです。
そんな兄に対して妹は全額貯金。ほしいものないのって聞いたらないよって冷めた答えが返ってきました。
まだ小学生なのに!シールとかメモ帳とか買いなよって思いました。(これらも今となっては時代遅れ?苦笑)
私の娘はどんな風に育つんだろうと今から楽しみです。
おーしまいっ!