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完母で育った娘
娘は産まれてから1歳2か月までずーっと母乳で育ちました。
今は母乳育児が主流だし、いっぱい出たのでミルクはまったくあげなかったのですが、卒乳してから振り返るとミルクと併用しても良かったのかなと思うようになりました。
母乳で育てるメリット
もちろん母乳育児にもメリットはあります。
母乳で育てた方が頭は良くなる?!
「最高の子育てベスト55」にはこのように書かれています。
母乳を与える期間がひと月増えるごとに、子どもの知能指数が1/3ポイント上がります。
(中略)
12か月母乳を飲んでいた子どもは、母乳をまったく与えられなかった子どもに比べて、IQが4ポイントアップしました。とはいえ母乳育児ができなくても、赤ちゃんの知能を伸ばす方法はいくらでもあります。
「最高の子育てベスト55」p114参照
確かに母乳で育てると頭がよくなるということはデータでも示されているようです。
でも、ひと月で1/3ポイント、IQ4ポイント・・・決して母乳が子どもを天才にしてくれるわけではないことがわかります。
準備いらずで楽
母乳育児はミルクを用意する必要がないので、とっても楽でした。
おっぱいを欲しがったらさっと出してあげれば良いので、お出かけでも荷物が少なくて済むし、お湯の確保の心配も入りません。
それでもミルク併用しても良かったと思うわけ
確かに母乳のメリットはわかっています。でも、ミルク併用しておけばよかったと思うことが何度かあったので紹介します。
おっぱいへの依存
ずっとおっぱいをあげ続けたので娘のおっぱいへの依存度はすごいものでした。中でも保育園に入ったときと卒乳のときに依存度のすごさを思い知らされました。
保育園でミルクを飲まない
9ヶ月で保育園に入れたのですが、離乳食の量がまだ少なかったので、ミルクを与えるという話になりました。でも、まったく飲まない。ミルクの味も受け付けないし哺乳瓶なんてもってのほかという感じでした。。
慣らし保育の期間も伸びるし、お腹がすくから期限も悪く、保育園に慣れるのに時間がかかりました。
完母で添い乳だと卒乳は大変?
卒乳をはじめた3日間は毎晩地獄でした。1歳2か月で卒乳しましたが、夜中の1時ごろまで大泣きでした。
私は添い乳で寝かしつけをしていたので、それも卒乳が大変になった理由の一つだと思います。添い乳していない友人は完母だったけど、卒乳がとってもスムーズだったので。
そして卒乳のときは一週間くらいおっぱいが張ってとてつもなく痛かったです。母乳育児も楽なことばかりではないなと思いました。
「フランスの子どもは夜泣きをしない」から学ぶ赤ちゃんとおっぱい
先日「フランスの子どもは夜泣きをしない」↑を読んだのですが、フランスでの母乳に対する考え方は日本とはだいぶ違っています。
日本では現在は母乳育児が主流となっていますが、フランスでははじめの1か月だけ母乳を与えてミルクに切り替える方が多いそうです。その理由は以下のようなものです。
母乳の栄養面
産後すぐの母乳は栄養も免疫もたっぷり詰まっていますが、どんどん栄養は落ちていきます。また、ママの食事などが母乳の栄養に影響してくるので、初乳以降はミルクで補っても問題ないという考え方です。
確かに私のお乳も産後一週間くらいの間の母乳は黄色くドロドロしていて見るからに栄養がありそうでしたが、その後は薄い白い色に変わり水分量が増えていることが見てとれました。そして、産後ずっと大好きなお酒もコーヒーも飲めないのは結構つらかったです。
乳房の形を美しく保つ
もう一つの理由は乳房の形を美しく保つためです。フランス(本で描かれているのはパリ)では乳房は女性の象徴であり、現代では母乳を与えるという目的のためだけに存在しているわけではなくなっている(女性をセクシーに見せるためのもの)という考え方があります。
日本では中々受け入れられない価値観かもしれませんが、散々母乳をあげて今更感満載ですが、私はこの考えに結構共感しました。 母乳を与え続けると確かにおっぱいの形は悪くなります。 私は見るからにしぼんで明らかにサイズダウンしました。
思わず
「私のおっぱいこんなに小さかったっけ?」
と夫に確認してしまいました・・・
なんて返されたかは想像にお任せします。。
子どもを育てるためだから仕方ないと割り切っても、毎日見る自分の体なので美しく保ちたいという気持ちもありますよね。
母乳育児まとめ
母乳がしっかり出ているのにミルクを与えるなんて贅沢な話かもしれませんが、もし次の子ができたら腹持ちもいいし寝る前はミルクにするなどして併用しようかなと思っています。
私が子どもだったころはミルクが主流だったのに今では手のひらを返したように母乳育児が主流になっています。あんまり世の中の風潮に流されずに、自分の価値観や生活にあったものを選択したいです。
おーしまいっ!